方位の判断では主に引っ越しの時の方位とその時期(年月)で見ますが、
もっと身近に方位学を使う場合があります、
それは家電やマイカーなどの耐久消費する商品を購入するとき、
自宅から吉方位となる量販店やディーラーで購入すると
俗にいう「あたりの良い品」と巡り合えるといわれています。
九星気学での吉方位とは、簡単に言えば自分の生まれた年の九星本命の五行を
生んでくれてる五行と同じ五行(同じ九星はダメ)そして九星本命五行の次の
九星を指します。
例えば私の場合は八白土星生まれですから、
土星=土を産んでくれるのは九紫火星が吉となり。
八白土星は本命殺となるのでこれも大凶として省きます。
次には土から生まれる金の七赤金星と六白金星が吉方位とします。
要するに、木→火→土→金→水→のこの順番で、前後の五行と
本命以外の同じ五行の方位を吉とします。
ただし、気を付けないといけないのは、中宮七赤金星のように
西に吉となる九紫火星があっても対極に五黄土星があるので
この場合は暗剣殺となってそれこそ超大凶ですから使えません。
また、同じく六白金星も対極に本命の八白土星となるので
的殺として使用不能となりますから安易に吉となる九星だけを
覚えてるだけでは大火傷してしまいますから要注意です。
もう一つ気を付けるのは、年月の「節入り」です。
これは九星気学の基本中の基本で、占いの世界での一年は
立春から翌年の節分までとして、月の変わり目も「節入り日」を以ってして
新し月に移行しますから、カレンダーでの月の変化と同じではありません。
我々は何十年もこの世界で生きてきていますから、
それらは身に染みて(凍みて)いますが、
九星気学に新しく触れた人には、勘違いして取り返しのつかない
失敗をしてしまいます。
下手すれば本命殺を犯して短命となる人もいますので、
取り扱いには注意が必要となりますが、これらに慣れて日常的に使いこなせば
暮らしやすい環境を手に入れる事が出来ます。
然りながら昨今ではAmazonや楽天のようにネットで購入することも
少なくはなく、どの方位の店舗から・・・とも言えなくなってるので悩ましい限りです。