東洋占術師 北基 乾のブログ

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五行論で読み解く世の中

 

news.yahoo.co.jp

 

昨日、このニュースを見て腰が抜けました。

最近、東証一部の株価もバブル期を超えて

4万円台になったとの事で、株ブームが再来の気配もあって

小学生から中学生を対象にした「株式教室」なるセミナーが流行ってる

というニュースも耳にした直後だったので、

お金に関したこういう詐欺事件が、子供たちの中ですでに起きてるのに

強い違和感を感じてました。

 

子供だけではなく、大の大人でも半端に金運のある人は

お金に魅入られて、世の中はお金だけしか価値が無いと考えてる人も

少なくはありません。

 

もっと悲しいのは、お金に縁が徹底的にない人も、

目先の欲に魅入られて、ギャンブルにヌマってる人も良く見かけます。

 

私が思うに、子供のころからお金に興味を持つ子供って

勉強ができないのです。

これは四柱推命の理論からも説明がつけれます。

 

通変星 五行論

この通変星と五行の関係を見てもわかるように、

お金を意味するのは「財星」となり、

勉強を意味するのは「印星」と当たります。

財星から黄色い矢印で印星を示してるのは、

印星は財星によって攻撃されてしまうことを示しています。

 

要するに、お金のことしか意識していない人は勉強ができないのです。

もう一つ例に挙げると、財星は男子にとっては妻や彼女を意味しますので

男子学生が、特に受験時に彼女なんて出来てしまうと

彼女(財)のことで頭がいっぱいで、印綬を破壊して勉強が手につきません。

 

また、一般に食傷を持ってる人は頭が良いといわれていますが、

実際は勘が鋭いという意味で、印星とは敵同士になりますし、

食傷は財星の根ですから、やはり意識は財に集中して

勉強が手についません、ましてや食傷が命式中に大過してるとなおさらです。

 

 

さて、今回の名古屋の小学生の詐欺事件での生徒はまさに金銭欲絡みの

嫌な事件で、互いに財に意識が集中してる子同士なので、残念ですが

学業の成績も推して知るべしでしょう。

 

本当に勉強のできる人は印星があるか、あっても強くなくてはなりません。

食傷はある意味では天才肌的なところもありますが、

諺に「努力に勝る天才なし」とあるように、

コツコツと集中力を以ってして勉強する人こそが、天才以上の秀才なのです。

 

その集中力はどこから来るのかといえば

全ては姿勢にあります。

以前にも当ブログにも書いたように、集中力を維持するためには正しい

姿勢があってこそです。

 

車のドライバーさんも同じで、プロ中のプロのバスの運転手さんや

タクシーの運転手さんは運転するときの姿勢はビッシっとしています。

それに比べて、素人のドライバーほど片手運転してカッコつけてますが

運転は下手くそなのです。

 

ではなぜ、片手運転してるのかといえば、

女性を助手席に乗せて、頭の中は財(女)のことばかりで、

安全運転という基本すら学べてないからです。(集中力=印綬が剋されてます)

 

この様に、世の中のことを五行論に置き換えればすべて理屈が通ります。