あの今月11日のドラマ「友情」はすごくよかったです。
特に平尾誠二さんを演ずる本木雅弘さんは、亡きご本人が天国から舞い降りてきたかの如く、雰囲気もよく似ていて流石に役者さんだけはあります。
実はこのブログはドラマ放送の翌日に書きかけて一旦下書きにしていました。
平尾さんの命式を見てると「叩き殺されても死なない強さ」があるのにどうして・・と思ってあれこれと調べてるうちに書くのがしんどくなって休憩を兼ねての下書きで、いつかはそのまま消そうと思ってましたが、舌の根も乾かないうちに気が変わって今日、もう一度書き直しています。
では、平尾さんの命式です。
五行
木→2(比劫・日干)
火→0(食傷)
土→1(財星)
金→0(官星)
水→3(印星)
平尾誠二さんは甲子の日生まれです。
この日生まれの人は、気性も資質も良い人で常に前向きな人ですので周囲の人からの人望があります。勇敢であり部下や後輩には私財をも惜しまず接しますので交際も広く友人も多くまさに頭領の器の人物ですがその反面、金銭感覚もある人ですから蓄財心もあって運気としては上々です。
しかし時として分不相応な望みを持って失敗する事があります、命式にもよりますが事業商売には不向きなですので命式を良く判断しなければ意の儘にならない一生を過ごす羽目になってしまいます。このような事になれば家庭をも崩壊させることになりますので注意が必要です。
適職を選び、何事も勢いに任せずコツコツ努力してゆけば資産家となる資質もありますので常に冷静にして何事にも調子に乗らないことが肝要です。
五行の配置からして印星大過の强旺格と判断します、なので体力は人並み以上のものがあってスポーツ選手には最適とも言えてる命式となります。
当ブログでも强旺格という命式は我儘放題で好き勝手な生き方しかできない、手に負えないヤンチャな命式ですが、では実際の平尾さんの評価は言うと誰からも好人物であるとの評価です。
その訳は、ラグビーというルールに則った喧嘩のおかげだと考えられます。
同じ喧嘩するにも、その辺の街の不良にはそもそもルールと言う概念を持ち合わせてなく好き勝手な所業しかしませんが、幸いなことにスクールウォーズの伏見工業高校というややお元気な学生さん達の集まる高校のラグビー部の山口監督との出会いが平尾さんの人生を一変させたようです。
躾は親がするものですが、强旺格にもなれば親の言うことは殆んどききません、しかし体育会系の監督の指導は生半可ではなく、その意味ではラグビーによって性根を鍛えられ上げられたと断言できます。
しかし万が一にも文系の軟なクラブにでも入ってしまって、挙句間違って新聞記者にでもなろうものなら、自分勝手な論調で世の中をミスリードして真っ当な人々からは悪人扱いされていたかもしれません。
そんな間違った人間になってたか、それとも誰からもその死を悼まれる人物になってたかの違いは平尾家の祖先の積善の賜物であるとも断言できます。
「積善の家には必ず余慶あり」まさに、平尾誠二氏は余慶の化身だったのです。
我々もいずれは先祖となる身体で、いつかはこの世とオサラバしますが、子々孫々の為にも積善を心得えて、積不善は慎むべきだとつくづく感じます。
ご冥福をお祈りいたします。