離婚の運命

今日は四年に一度の閏日であり、

なんと！「2人に福（２９）あれ」という事で円満離婚の日だそうです。

兎角、夫婦が分かれる・切れる・離婚ともなれば

互いに罵り合ってドロドロになりがちですが、

綺麗サッパリと別れて「二人に福あれ」となればいいのですが

離婚カップルの殆どは互いを憎みあって、

顔を見るのもしゃべるのもいや！となります。

そして離婚が成立して晴れて独身となったバツイチさんも、

喉ごと過ぎれば…の例えで性懲りもなく暫くして再婚するのです。

これは離婚したのは相手が悪いからで自分には何の落ち度もない…という

根拠のない自信と信念からくるもので、

長年の鑑定経験でも離婚を念頭にした夫婦の相性判断では、

依頼者様（殆どが奥様ですが）自身の命式に問題があるのが殆どです。

これは男性にも言えてることで、

離婚するにあたっては、自分自身の命式が原因で離婚するのです。

そこでいつも残念に思うのは、

殆どの人は鑑定で、その指摘をさせていただいたら、

憤慨・激怒する人も少なくはなく、

中には私に憤懣を投げかけて、罵詈雑言の挙句

鑑定料金も支払っていただけないことも一度や二度ではありません。（号泣）

まあ、それは私の金運のなさと、不徳と精進の悪さからですので

仕方が無いのですが・・・・。

離婚の原因となるので一番多いのは、

女性では傷官（しょうかん）という通変星を持ってる人と、

男性では劫財（ごうざい）という通変星を持ってる人です。

女性にとってご主人となるのが正官ですが、

正官を傷つけては攻撃するのが傷官でこの星は、

プライドが高く、ヒステリーでキーキー言ってご主人を攻撃します。

また、男性から見た奥さんの星は正財という通変星ですけど

正財を攻撃するのが劫財で、金遣いが荒く、ギャンブル好きで、

言葉だけではなく暴力も平気で奥さんにする星となります。

男女ともに、そのような通変星を持ってるからこそ、

相性の悪い異性としか出会えることができず

その挙句に結婚して離婚する運命にあることも自覚するべきです。

要するに異性運の悪い人には、同じような運勢の人としか出会わないという事です。

人は誰でも自分は完全で完璧な人格だと信じたいものですから、

自分が悪くないと思う人はそれはそれでその人の運命なのかもしれません。