東洋占術師 北基 乾のブログ

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節分とは占いの世界での年の変わり目を示す日

 

 

今日は節分です。

占いの世界での年の変わり目や即きの変わり目には「節」という

言葉で示しています。

 

年の変わり目で最後の日、すなわち占いの世界での

晦日を節を分ける日ということで、節分としています。

 

節とは一年・ひと月を表していて、

新しい月に入る日を「節入り日」すなわち新しい節(月)に入ることですが、

年が新しい年に入る日を立春としていますので、

その前日を「節を分ける日」ということで節分となります。

 

基本的には明日の立春で新年となるのですが、立春になる日でも

時間が毎年違ってきます。

去年の立春(2023/2/4)は11時43分で新しい年に入りましたが、

今年の立春(2024/2/4)は17時27分で新しい年になります。

 

厳密にいえば、同じ立春でも時刻によってまたは生まれた分単位で

年月の干支が全く違ってきてしまいます。

最近では、スマホで命式表を出す便利なアプリもあって

きっちりと時間まで考慮して間違いなく命式を出してくれるのすが、

昔は手書きでの命式表の作成をしていたので、

鑑定に入るまでに数分間は、お客様にじっと待ってもらっていました。

 

同じ四柱推命でも、流派によっては生まれ時刻からの分単位で

命式を出す流派もあれば、節入り日(二月の場合は立春)はざっくりと

その日は丸々一日、前月(前年)として命式を出す流派もあります。

 

 

一日、前年前月として出すのにも理由があって、

年月日時とすべて正気が出るから、そのほうがよく当たるという理屈からです。

流派によっては蔵干も初気も中気も無視してすべて正気だけで見る

流派もあるくらいですけど、これはちょっと乱暴ですから

わが流派では、生まれ時刻が分まで分かっていれば

しっかりと計算して命式を出すようにしています。(笑)

 

さて、今夜は鬼の面を着けて

鬼嫁?に豆をまかれて逃げまどいます。^^

 

 

 

 

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