初級編ということで、馴染みがある通変星と十二運を中心に解説しています。
特に運勢的に重要視されるのは、運勢の中心となる月の柱の下にある通変星(元命)と他の通変星との関係を奥深く解説しています。
例えば、誰もが持っていたいと思ってる正財や偏財といった金運に直結する通変星も、その近隣に正官という吉星があれば仕事にも恵まれてサラリーマンでは立身出世も約束されていますが、同じ官星でも偏官ならば逆に苦労の多い暮らしとなってしまいます。
要するに、財星が吉星の正官を強めるのか、それとも大凶星の偏官を強めてしまうのかの差がこれほどまでに違ってくるのです。
そして、それぞれの吉凶を意味する通変星が自分にどれほどの影響を与えるのかを示すのが十二運です。吉星の通変星がある柱の十二運が強ければハッピーですが、凶星通変星なら・・・。
また十二運にはそれぞれに独特の癖がありますから、その作用も無視はできません。
現在、プロとして鑑定されてる先生方も、またこれから四柱推命を学びたいとお考えの方にもおすすめの入門書です。
今後も、中級編・上級編・奥義編とシリーズ化してゆく計画です。