厄年には神社でお祓いしてもらっ
たりします。
この画像のように、男女で厄年の年齢も違ってきます。
我々占い師は一般的な厄年とは違った別視線からの独特の「厄年」というのがあって、鑑定の時には必ず本来の年回りにも目を通してアドバイスしています。
一般的な厄年に一万円程度を入れた財布をわざと落として自分なりの「厄落とし」をする人が昔はよくいてました、なので落ちてる財布を拾ってもちゃんと警察に届けて持ち主に返すように・・と親から教育されてきたのも、邪な考えでその財布をネコババすると、知らぬ人の「厄」を自分が受けてしまって不幸に見舞われるからです。
日本人はそういう宗教的な考えから「拾ったものはちゃんと警察に届ける」という慣習があるわけです。
人の物は盗らない、人を騙さないというのは、仏教の因果応報の教えから来てるわけで、日常の暮らしの中にも日本人は宗教的な考えから様々な決まりごとがあって、それが全体として一つの文化として残っています。
神道や仏教では死んだ人を大切に供養する思想があって、すなわち祖先のことを第一に考えて文化が成り立っています。
何事をするにも「ご先祖様に顔向けができない」事はしないようにするのも日本の文化です、そしてご先祖様を大切に末代までも「家」を続かせて供養するのが現世で生きてる者の努めとされています。
昨今、巷では夫婦別姓とかが叫ばれていますが、その意見を否定も肯定もしませんが、我々は四柱推命など 筮いの師匠から教え込まれてきたのは、男であれば家を継ぐ運勢と、女性なら家を継ぐ男性と結婚する運命にある人とがあります。
一番ベストなのは互いに相性が良くて、運勢的にも釣り合いが取れていて、なおかつ長男であれば長男と結婚して嫁ぎ先のご先祖供養をしっかりとご供養するカップルが理想の夫婦となります。
私の知りうる限りでは、長男さんと長男と結婚するという女性の夫婦で、相性も良いご夫婦は家庭も円満でご先祖供養もちゃんとされてるご家庭があって、何よりも息子さんや娘さんが立派に育っていて、所謂「どこに出しても恥ずかしくない子供達」を産み育てっていらっしゃいます。
逆に、ニュースでも見聞きする青少年の犯罪での加害者・容疑者・犯人を見てるとその若者の運命命式を知る以前に、それらの親の運勢をまずは見てみたいし、ついでに顔も見たいものです。それこそ「ご先祖様に顔向けもできない」だけではなく「世間様にも顔向けできない」お顔をされてるのでは?と想像するばかりです。
そう考えたら、財布を拾ったらちゃんと警察に届けなければなりませんし、一年たって落とし主が現れなかったら、その一年間、警察の保管場所である意味での浄化されてるので、ありがたくそのお金を頂戴してもいいですが、努々ネコババだけはしないように心がけたいものです。