毎年、夏になると気を付けないといけないのが食中毒です。
我が家でも、夏は手巻き寿司とかのお刺身はできるだけ食さないように心がけで用心しています。
実は、四柱推命的にも食中毒になる人となりにくい人はその人の命式によって判別することが出来ます。
しおれは通変星同士の作用となるもので、命式中に食神という吉星があって尚且つその食神を倒す、倒食(偏印)が食神の近隣にあれば、口から入る病気として食中毒にかかりやすくなります。
食神から倒食
凶星の倒食が吉星の食神を倒し最悪の組み合わせです。特に月下にある食神は運勢の中心となる格ですからその通変星を特定の倒食で倒されると運気は悪くなり苦労の多い人生となります。食神を意味する給与を人に取られたり失ったり(失職)、寿命を司る事から健康を概して脳梗塞となり、業の深い人は半身不随となる。(不自由な身体で残った人生を送らねばなりません、コロっと逝けたほうが本人は楽)
また、人に貸したお金は戻らないうえに、事業などで受け取った手形は不渡りとなる、そして胃腸関係の病気、特に食中毒に注意です。しかし倒食が干合して別の通変星になった場合は却って吉になる(壬日生まれで庚が倒食で命中に乙があって干合しても庚のままなので大倒食になって帰って悲惨)。※ただし、日干が壬生まれで庚が倒食となった人で命中天干か蔵干に乙があって、乙庚化金となれば庚が倍化するので吉にはならない。理性・知性を司る食神が倒されるので、食神格の破格となる人は常人とは違った思考回路の持ち主で、何かトラブルがあったときは身勝手な常識を酷く逸脱した考えから手が付けられなくなる。女性は子供の運が母親よりも劣る、男女ともにこの様な吉星の格が破れた人の意見や思考を信用すると取り返しの付かない失敗をしてしまいます。
四柱推命秘傳禄(初級)P91より引用
因みに、食中毒を出したお店の経営者に、若しかしてこの様な通変星同士の組み合わせがあったか、それとも食神はあっても倒食は命式中にない場合でも行運で何らかの形(三合会局や干合など)で倒食が巡ってきたりすれば、食神は倒されてこの様な不祥事にもなってしまいます。
特に、この様な食べ物商売では従業員を雇う時も食神を倒される可能性のある人は採用されないほうが無難です。店主(社長)になくても従業員にこのような組み合わせがある人を雇うとトバッチリで小見出が被害被りますし。。。
この度の、食中毒事件では90歳を過ぎた女性がお亡くなりになってたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。