昨日、二度目のジャニーズ事務所の記者会見がありました。
正直言って、テレビで見ていても気分の良い話題ではないのですが、
ここまで社会問題化となる行為を長年にわたって行ってきた故ジャニー喜多川氏の
運命命式を確認しないではおれなくなりました。
ジャニー喜多川氏は1931年10月23日の生まれで、その命式をは以下の通りです。
五行
木・0
火・0
土・3
金・2
水・1
四柱推命では生まれた日の干支、特に天干を中心にして命式を出してゆきます。
ジャニー氏の日干支は辛亥であり、日干の辛は五行では金(金属)の陰となります。
通変星と十二運は
年柱上から、比肩・偏印 (衰)
日中は 正財 (沐浴)
と、なり偏印以外はすべて吉星となっています。
通常の運勢判断ではこれらの通変星と十二運で十分に判断できますが、
故ジャニー氏の場合は五行のバランスが極めて偏っていて强旺格とも専旺格とも
流派によっては呼ばれてる特殊な命式となります。
このように強すぎる格が成立する場合は、本人は一生やりたい放題出来て結構なのですが、周囲の人にとっては迷惑至極極まりない人物となります。
强旺格にはいくつかの細かな条件がありますが、その一つでも崩れた場合は単なる比劫大過となって、開運法がよほどハマらない限りは孤独のうちに人生を終えてしまって、寂しい生涯で終わってしまいますが、强旺格が成立したときは望んだことはそれなりに手にする事が出来ます。
故ジャニー氏もその一人で、そのために多くの若者の心身に大きな傷を受けさせていました。彼を唯一制御できる可能性のあった姉の故メリー喜多川氏でさえも强旺格のジャニー氏を抑えることは無理だったようです。
そもそも、强旺格とは日干が強すぎてる所からこの名前がついていますが、五行でバランスを取るために日干の辛の金を少しでも漏らして弱めることで金銭的にも良好となる水が日支の亥にあって、尚且つ三合しての財星も相まってジャニーズ帝国を作り上げました。
ただ、最大の特徴であり欠点である、他人の忠告には一切耳を貸さない强旺格ゆえにその死後に至っても取り返しのつかない犯罪行為を続けてしまい、遂には生前の名誉も功績もすべて無となりました、これも强旺格の末路といえばあまりにも悲しい結末です。