しかし、占いの世界の一年の終わりは節分です。
要するに本日は我々占い師にとっては
余り意味をもたない日ではありますが、
一般に言う一年の締め括りとして、
また新しい年を清みやかに迎える区切りの日として
大切に感じています。
占い師への質問の多いのは、
自分の基本的な運勢と今年または来年の運気ですから、
来年二月二日の節分まではまだ今年2024年甲辰として判断し、
翌日の二月三日から乙巳年として一年を判断します。
この様な決まり事を知ってる人からは、
年が明けてから「今年の運勢は?」との
鑑定のご依頼が増えて来ます。
誰の人生の運気にも高低や吉凶がありますが、
いずれもその準備が大切なのです。
良い一年を迎えるにしても
前年から幸運を掴むための準備をしていないと
折角のチャンスも人に奪われてしまう事になります。
「棚から牡丹餅」と言う諺があります。
棚から落ちて来た牡丹餅を手にすると言う幸運を意味しますが、
ぼんやりして油断してたり居眠りしていたら、
棚から落ちて来た折角の牡丹餅を
誰かに奪われてしまいますから、
事前にその傾向を知って心の準備していなければなりません。
逆に運気が悪いとしれば、
用心の上にも用心をして、変な欲や挑発に乗らない様に
大人の対応してるのがベストでしょう。
また、大晦日の最大の行事はお墓参りです。
ご先祖様にも気持ちよく新年を迎えて頂けるように
年末のお墓参りは欠かせません。
そろそろ日没です。
その昔、時計などが無い時代には、
現在の様に午前零時を以って日付が変わるのではなく、
その日の日没を以って日付が変わったらしいです、
なので、大晦日も日没を以って新年
とする人もいてるそうです。
奈良の生駒の日没は十六時五七分ですから、
あと十分余りで新年です。
皆様、良いお年をお迎えください。