
四柱推命を学んでる人でなくても空亡(天中殺)という言葉は聞いたことがあると思います。そして誰もが空亡を忌み恐れています。
そんな空亡は誰もが持ってる干支なのですが、算命学における天中殺・四柱推命のおける空亡はその取扱い、または解釈が根本から違っています。
まず、算命学においては「限定されない気で、無限の気であり、物事は意に反して動く気」とされており、恰も地獄の案内版のように恐れ戦く解釈ですが、四柱推命においては「あってなきが如し」とされていて、天乙貴神などの神殺の一つとして、運命としては決定的な作用はないと解釈します。
空亡(天中殺)も一度は数十年前の天中殺ブーム(花火の様に現れて消えていったブーム)で流行ってはすぐに収束して、元の解釈に戻りましたが、厄介なことにその後の大殺界ブームの所為で、再び空亡(天中殺)が重要視される時代となってしまいました。
先日は、空亡でどの通変星が空亡なのかで先祖の因縁があることを簡単に紹介しました。例えば日干支が戊寅の人の空亡は申酉で、日干の戊から空亡申酉の金を見れば食傷が空亡してることになります。
この様な方の因縁は先日のブログにも書いてありますが、空亡は誰もが持ってることなので空亡の意味する職業や行動にさえ気を付けていれば、大きな失敗はありません。
しかし本当の空亡の怖さは、自分の空亡の支(真空)が年月時の柱にあった場合です。
例えば、先ほどの戊寅の人の命式のどこかの柱に空亡の支があれば、その脅威は一気に炸裂します。
それが年の柱なら、父親との縁が悪くなるし、月の柱なら母親との縁や、時の柱なら部下や子供との縁がなくなります。
それだけではなく、空亡された柱の通変星も空亡されてることになりますから、その作用はブログには書けない内容です。
ここで、多くの人が勘違いするのは、空亡は全てを消す作用があるので、凶星があれば吉化して、吉星があれば残念にもその徳はなくなる・・・と解釈しがちですし、私も特定のお弟子さんにはそう教えてきました。
その特定というのは、まさに空亡の支を命式の中に持っていて、その柱には凶星があった人の場合です。これは四柱推命秘傳禄(中級)のP142に明記してありますが、筆舌に表しがたい内容となっています。
流石にこの内容は当事者で、それがお弟子さんといえど伝えることは憚られて、そのことに関しては大変に悪いことをしたと感じています。
本当はどのような命式のお弟子さんにもすべて本当のことを伝えなければならないのがこの仕事の責務なのですがマジでこの内容は人格否定と個人攻撃とも受け取られますし、また実際にはその様な性質の人ですから、気の弱い北基は秘傳禄シリーズを出版することで、自責の念から逃亡してるのが現実です。
このブログを見た人で、該当者がいらっしゃることもありますが、その時は北基を恨まず、祖先の因縁を恨んでいただければ・・・と願うばかりです。
