誰もが幸せの条件として第一に挙げるのがお金でしょう。
お金さえあれば確かに大概のものは手に入りますし、冷えっ切った対人関係も火に暖まります。
なので行運に財星が巡ってくれば誰もが幸運を期待するものです。
もし、金運に恵まれると判断される命式の人が財運が巡ってくれば商売や事業で大いに蓄財もできますが、しかし逆に、その財運がかえって運気を下げたり、悪くすれば健康や生命に影響を及ぼす命式の人もいてるのです。
四柱推命判断は財星が巡ってきたら単に喜んで、財星が去ってゆけば安直に悲観するという単純なものではありません。
それはその人の運命命式によって全く違うからです。この違いを見誤れば取り返しのつかない災禍を被ることになってしまいます。
それだけにしっかりと基礎から順序だてて学ばねば意味が無いのが四柱推命であり、他の占術よりも複雑で難解といわれてる所以です。
四柱推命秘傳禄(初級)は、まずは運命の中心となる月の柱の下にある通変星を中心に全通変星との関係を詳しく説明してあります。
月下の通変星は、その人の生きる道、生きなければならない道標として最重要視することを知ってほしいものです。